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地域別・タイプ別に見た物流拠点のあり方

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1)主に中部圏、北陸圏を中心とした東日本を睨んだ広域型中継拠点
(A地域(八日市〜彦根)/トランジット型)
近畿圏の東端に位置し、中部圏、北陸圏を中心とした東日本への広域的な高速道路網が整備された当地域においては、高速道路ICと一体的に整備された物流拠点や、トラックによるアクセス性の高い鉄道駅等、トラック、鉄道によるトランジット型の物流拠点を配置することにより、東日本地域を睨んだ広域物流機能を高めていくことが必要である。そして、帰り荷・空き車情報、道路情報サービス等の実施により、輸送トリップが削減され、幹線輸送の効率化を図り、都心の交通環境の改善に寄与することが望まれる。
また、当地域は集配面では製造業の部品・製品の取扱が多くなっている。これらの貨物は規格化がなされていることから、機械化にも比較的容易に対応できると考えられる。そのため、当地域において機械化・自動化が図られた物流拠点を整備することにより、物流の効率化に大きく貢献することが期待される。

 

 

 

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